行政書士ブログ ふくい相続塾

福井で奮闘中の行政書士・社会福祉士です。相続、成年後見などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

「相続」の記事一覧

遺言と異なる遺産分割をすることはできるか

 遺言書が遺されていた場合、通常は遺言書の内容に従い相続手続きを行いますが、相続人全員が遺言書の内容と異なる遺産分割を希望する場合もあります。 この点について判例は、被相続人が遺言で遺言と異なる遺産分割を禁じている場合を […]

預貯金の調査方法

 相続手続きをする時、まず初めにしなければならないことは相続人と相続財産の調査です。相続する権利がある人全員と相続財産全部が分からなければ遺産分割協議を進めることはできません。今回は、被相続人の預貯金の調査について説明し […]

不用な山林を手放す方法

 田舎の山林を相続したが、活用もできず、放置したままで、固定資産税だけ払っているという方もいるでしょう。今回は、山林の相続手続きと不用な山林を処分する方法はあるのかなどについて投稿します。 1 山林の相続手続き (1)相 […]

二次相続では相続税額が増加する

1 一次相続と二次相続の違い  両親の片方が亡くなって生じる相続を「一次相続」と言い、次に残された配偶者が亡くなって生じる相続を「二次相続」と言います。一次相続の相続人は通常は配偶者と子、二次相続の相続人は子となります。 […]

被相続人の不動産の調査

 亡くなった人が持っていた不動産を確認するには、自宅などで登記済権利証や登記識別情報通知書、固定資産税納税通知書などを探します。市町村役場で名寄帳、その市町村内で所有していた不動産がわかります。  ①登記済権利証、売買契 […]

農地を相続する場合に考えておくべきこと

 農業を営んでいた人が亡くなり、遺族(子供など)が農地を相続するようなケースがあると思います。 農地の相続は、宅地など農地以外の土地を相続する場合と違い、注意をしなくてはいけないことがあります。 農業を引き継ぐ相続人がい […]

相続した土地の売却に必要な測量

 土地を売買する場合においては、売主は買主に対して土地の境界を明示することが義務付けられています。これを「境界明示義務」といいます。境界線があいまいだと買主と隣地の所有者でトラブルが発生する可能性がるからです。 土地の境 […]

所有者不明土地問題に対応する法改正

 近年、所有者不明土地の増加が、社会問題となっています。所有者不明土地とは、所有者がわからなくなってしまった土地や所有者と連絡が取れなくなってしまった土地のことを指します。所有者不明土地が社会問題となっている理由は、土地 […]

不要な土地を手放せる? 相続土地国庫帰属制度

 土地を相続したものの、「遠くに住んでいて利用する予定がない」「負動産を子どもに残したくない」「きちんと管理するのは負担が大きい…」。そのような理由で相続した土地を手放したいとき、相続した土地を国が引き取ってくれる「相続 […]

不動産登記事項証明書の見方

1 登記事項証明書とは  「登記事項証明書」とは、法務局(登記所)が発行する証明書のことを言います。昔は「登記簿謄本」と呼んでいたのですが、登記事務がコンピュータ化されてからは、「登記事項証明書」と呼ばれています。 不動 […]