行政書士ブログ ふくい相続塾

福井で奮闘中の行政書士・社会福祉士です。相続、成年後見などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

「相続」の記事一覧

遺産が自宅の自宅の土地建物しかない場合の遺産分割

 父が亡くなり、相続人は妻と長男、長女。父の相続財産は、自宅の土地建物しかなく、そこに妻と長男の家族が住んでいる。長女は嫁ぎ先の夫名義の家に住んでいるという場合の遺産分割の方法はどうすればいいでしょうか。 この場合、父が […]

借地権は相続や遺産分割の対象になるか

借地権の相続  借地権とは、「建物の所有を目的とする地上権又は土地の賃借権」(借地借家法2条1号)のことですが、借地権は借主の死亡によっても消滅するのではなく、一種の財産権として相続の対象となり、相続人は借地人としての地 […]

事実上の相続放棄とは

 相続財産のうちプラスの財産よりマイナスの財産の方が多いという場合、相続開始のあったことを知った時から3か月以内に家庭裁判所に申述することで、相続放棄をすることができます。 相続放棄を行うと、はじめから相続人ではなかった […]

私道の用に供されている宅地の評価

私道とは  私道とは、国や都道府県、市町村などが管理する公道ではない道路のことをいいます。私道は、公道から個人宅への通路として造られたものや、複数の住民が利用する住宅地の生活道路などがあります。 私道が造られる理由には、 […]

相続人の中に行方不明の方がいる場合

 法定相続人の中に行方不明の方がいらっしゃる場合、その方を除外したままで遺産分割協議はできません。遺産分割協議や相続手続きを進めるためには、相続人間で書類のやり取りをする必要がありますので、住所がわかっていないと進めるこ […]

配偶者居住権の評価方法

 配偶者居住権は、夫婦の一方が亡くなった場合に、残された配偶者が亡くなった人が所有していた自宅に終身住みつつづけられる権利です。配偶者が遺産分割において配偶者居住権を取得する場合には、他の遺産と同様、その財産的価値を評価 […]

令和6年3月から始まる戸籍の広域交付

 相続手続きにおいては、被相続人の出生から死亡までの全ての戸籍謄本と相続人全員の戸籍謄本を取得する必要があります。不動産の名義変更(相続登記)、金融機関での預貯金の解約手続きなどで、相続人を確定するために提出を求められま […]

生命保険と相続

 被相続人が、生命保険の被保険者であった場合、加入の保険内容にしたがって、死亡保険金が支払われることとなります。死亡保険金は、保険契約で設定した受取人が受け取ることとなりますが、生命保険と相続の関係について投稿します。 […]

宅地の評価

 相続(遺贈、贈与も含む)により取得した財産については、その財産の取得時における時価により評価することになっていますが、相続税の申告を行う際の財産の評価は、相続税法や国税庁の通達に従った評価額、相続税評価額をもとに行いま […]