行政書士ブログ ふくい相続塾

福井で奮闘中の行政書士・社会福祉士です。相続、成年後見などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

月別: 2024年5月

借地権や借家権の相続

借地権や借家権も相続する  借地借家法上は、借地権とは建物を建てる目的の賃借権か地上権のことをいいます。また、借家権とは建物の賃借権のことです。これらの権利は原則として、相続財産(遺産)に含まれます。借地人や借家人が死亡 […]

墓地は誰が継承するのか

(1)お墓は相続財産に含まれない  相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を継承する。(民法896条)祭祀財産は、相続財産には含まれません。 祭祀財産とは、「系譜、祭具及び墳墓」を言いますが、こ […]

被相続人に多額の借金がある場合

(1)借金は法定相続分により継承する 原則として、相続人はプラスの財産のみならず、借金やローンなどマイナスの財産も相続することとなります。 借金やローンを引き継いだ場合には、故人に代わってその後は相続人が返済していかなけ […]

株式の相続手続き

 被相続人が株式をお持ちだった場合、その株券は相続財産として、相続人に継承されます。現在、上場株式の株券は電子化されており、紙の株券は存在しないのが通常です。電子化された株式は、通常、証券会社の口座で管理されており、証券 […]

死後事務委任契約と遺言の違い

 高齢化や家族の縮小、単身化が進み、家族に頼ることが難しい高齢者が増え、自分が亡くなった後の葬儀や納骨での手続きや役所の手続を第三者に委任する「死後事務委任契約」が、近年注目を集めています。 ところで、死後事務を遺言で指 […]