行政書士ブログ ふくい相続塾

福井で奮闘中の行政書士・社会福祉士です。相続、成年後見などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

遺産分割協議は何故必要か

遺言書の無い場合は遺産分割協議が必要 亡くなられた人が遺言書を残していた場合、原則として相続財産は遺言書の内容に沿って分割することになるため、遺産分割協議は必要ありません。 亡くなられた人が遺言を残さずに亡くなった場合は […]

異母兄弟も相続人になる

異母兄弟も相続人になる 父親に離婚歴があり、前妻との間に子がいるとき、その子は父親の法定相続人になります。母親が異なることから異母兄弟と言いますが、異母兄弟であっても父の子であり第1順位の法定相続人となり、法定相続分も同 […]

相続手続きの期限 

  相続の手続きには、手続きによって、期限が設定されています。3カ月、4カ月、10カ月、3年といった期限のある手続きについて紹介します。 3ヵ月 相続放棄 まず、3カ月以内に遺産を相続するか、相続を放棄するか決める必要が […]

保証債務も相続する

 相続人は、被相続人の一身専属権を除き、相続開始の時から被相続人の財産に属した一切の権利義務を承継します。したがって、被相続人の保証債務も相続の対象となります。 (1)法定相続割合で相続する  保証債務とは、本来の債務者 […]

遺言書の探し方

 故人が生前に遺言書の存在を家族等に伝えていたら、遺言書の存在は明らかですが、故人が遺言書の存在を誰にも伝えていない場合は、その存在に気づかないまま遺産分割がされてしまうこともあります。 遺言書がある可能性がある場合には […]

相続放棄が過去最多26万件

 全国の家庭裁判所が受理した相続放棄の件数が2022年は過去最多の26万497件となったことが司法統計で明らかになりました。10年前の2012年は16万9,300件であったため、約5割増加したことになります。  相続放棄 […]

借地権や借家権の相続

借地権や借家権も相続する  借地借家法上は、借地権とは建物を建てる目的の賃借権か地上権のことをいいます。また、借家権とは建物の賃借権のことです。これらの権利は原則として、相続財産(遺産)に含まれます。借地人や借家人が死亡 […]

墓地は誰が継承するのか

(1)お墓は相続財産に含まれない  相続人は、相続開始の時から、被相続人の財産に属した一切の権利義務を継承する。(民法896条)祭祀財産は、相続財産には含まれません。 祭祀財産とは、「系譜、祭具及び墳墓」を言いますが、こ […]

被相続人に多額の借金がある場合

(1)借金は法定相続分により継承する 原則として、相続人はプラスの財産のみならず、借金やローンなどマイナスの財産も相続することとなります。 借金やローンを引き継いだ場合には、故人に代わってその後は相続人が返済していかなけ […]

株式の相続手続き

 被相続人が株式をお持ちだった場合、その株券は相続財産として、相続人に継承されます。現在、上場株式の株券は電子化されており、紙の株券は存在しないのが通常です。電子化された株式は、通常、証券会社の口座で管理されており、証券 […]