行政書士ブログ ふくい相続塾

福井で奮闘中の行政書士・社会福祉士です。相続、成年後見などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

「相続」の記事一覧

令和6年3月から始まる戸籍の広域交付

 相続手続きにおいては、被相続人の出生から死亡までの全ての戸籍謄本と相続人全員の戸籍謄本を取得する必要があります。不動産の名義変更(相続登記)、金融機関での預貯金の解約手続きなどで、相続人を確定するために提出を求められま […]

相続対策としての生命保険

 自分がもしもの時に備えて、生命保険に加入されている方も多いかと思います。死亡保険金は、被保険者が死亡した場合に、保険契約締で設定した受取人が受け取ることとなりますが、生命保険は相続対策の重要な手段の一つにもなります。  […]

宅地の評価方法

 相続(遺贈、贈与も含む)により取得した財産については、その財産の取得時における時価により評価することになっていますが、相続税の申告を行う際の財産の評価は、相続税法や国税庁の通達に従った評価額、相続税評価額をもとに行いま […]

高齢化社会の進展に合わせた相続法の改正

 近年相続にかかわる法改正が度々行われています。民法の相続について規定した部分を「相続法」と言います。相続法は、昭和55年(1980年)に改正されて以降、大きな改正は行われていませんでしたが、高齢化の進展など社会環境の変 […]

親が養子縁組すると子の氏は

 相談会に出ているといろいろと勉強させられることがあります。先日相談会で改姓についての相談がありました。結婚した娘夫婦と同居しているが、娘夫婦に実家の姓を継がせたいがどうすれば良いかとのご相談。婚姻中の夫婦が妻の旧姓に苗 […]

相続登記の申請義務を果たすための簡易な制度が誕生

令和6年4月1日から相続登記が義務化される  近年、所有者不明土地の増加が、社会問題となっています。所有者不明土地とは、所有者がわからなくなってしまった土地や所有者と連絡が取れなくなってしまった土地のことを指します。 全 […]

空き家特例

 不動産を売って得た利益(譲渡所得)には所得税がかかりますが、「空き家特例」という制度をご存知でしょうか? 相続した不動産(空き家)を売却した場合の譲渡所得を3,000万円まで控除してくれる特例です。 利用できる場合は絶 […]

相続登記で登録免許税が免除になる

 近年、所有者不明土地の増加が、社会問題となっています。所有者不明土地とは、所有者がわからなくなってしまった土地や所有者と連絡が取れなくなってしまった土地のことを指します。 全国の所有者不明土地が占める割合は22%で九州 […]

相続資格が重複する場合の相続分

 養子縁組により、相続資格が重複する場合があります。この場合の相続権の問題は、民法上特別の規定はなく、議論がありますが実務上は下記のような取り扱いになってます。 (1)一方のみの相続分を取得する場合 ①下図のように、兄が […]

養子の相続権

養子の相続権  生物学的な血縁関係になくても、法律上血縁関係があるとみなされる血族を「法定血族」といいます。 養親と養子には血縁関係はありませんが、養子縁組の届出をしたときから養親の嫡出子としての身分を取得します。したが […]