行政書士ブログ ふくい相続塾

福井で奮闘中の行政書士・社会福祉士です。相続、成年後見などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

年別: 2023年

任意後見制度を利用するための手続

 将来のために、自分で選んだ信頼できる人に自分の財産管理などを頼んでおきたい。そう考えた場合に締結しておくのが任意後見契約です。どのような準備・手続が必要なのか、今回は、任意後見契約の手続の流れなどについて投稿します。 […]

預貯金の調査方法

 相続手続きをする時、まず初めにしなければならないことは相続人と相続財産の調査です。相続する権利がある人全員と相続財産全部が分からなければ遺産分割協議を進めることはできません。今回は、被相続人の預貯金の調査について説明し […]

不用な山林を手放す方法

 田舎の山林を相続したが、活用もできず、放置したままで、固定資産税だけ払っているという方もいるでしょう。今回は、山林の相続手続きと不用な山林を処分する方法はあるのかなどについて投稿します。 1 山林の相続手続き (1)相 […]

二次相続では相続税額が増加する

1 一次相続と二次相続の違い  両親の片方が亡くなって生じる相続を「一次相続」と言い、次に残された配偶者が亡くなって生じる相続を「二次相続」と言います。一次相続の相続人は通常は配偶者と子、二次相続の相続人は子となります。 […]

成年後見制度と家族信託を比較する

 判断能力が低下し、財産管理や身上監護に不安のある方を法的に保護するための制度です。「本人の保護」をするための制度であるため、相続税対策、贈与、積極的な財産の処分や管理などは成年後見制度内では原則としてできません。 これ […]

被相続人の不動産の調査

 亡くなった人が持っていた不動産を確認するには、自宅などで登記済権利証や登記識別情報通知書、固定資産税納税通知書などを探します。市町村役場で名寄帳、その市町村内で所有していた不動産がわかります。  ①登記済権利証、売買契 […]

農地を相続する場合に考えておくべきこと

 農業を営んでいた人が亡くなり、遺族(子供など)が農地を相続するようなケースがあると思います。 農地の相続は、宅地など農地以外の土地を相続する場合と違い、注意をしなくてはいけないことがあります。 農業を引き継ぐ相続人がい […]

相続した土地の売却に必要な測量

 土地を売買する場合においては、売主は買主に対して土地の境界を明示することが義務付けられています。これを「境界明示義務」といいます。境界線があいまいだと買主と隣地の所有者でトラブルが発生する可能性がるからです。 土地の境 […]

認知症になると預金が凍結されるか

 認知症になるまえの財産管理対策について説明したサイトを見ると、認知症になると預金が凍結されるというようなことが書かれてれていることがありますが、実際はどうなのでしょうか。  認知症が進行すると、自分で金銭管理をすること […]

親なき後の問題への対応策

 障がいを持つ子供を抱える家庭にとって、その子の面倒を全面的にみている両親が将来その子を支えられなくなったら、その子の財産管理や身上監護を誰がどのように担ってくれるのだろうかということは切実な問題です。「親なきあと問題」 […]