行政書士ブログ ふくい相続塾

福井で奮闘中の行政書士・社会福祉士です。相続、成年後見などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

著者:tomoji7711

令和6年3月から始まる戸籍の広域交付

 相続手続きにおいては、被相続人の出生から死亡までの全ての戸籍謄本と相続人全員の戸籍謄本を取得する必要があります。不動産の名義変更(相続登記)、金融機関での預貯金の解約手続きなどで、相続人を確定するために提出を求められま […]

お墓の種類

 近年、核家族化、少子高齢化が進む中、家墓を守っていくということが困難になってきました。子どもは都会に住んでいて、自分たちが亡くなったあと、先祖の墓を墓守する者がいなくなる。自分の子や孫たちの代になると遠い地方に墓参りに […]

小規模化する葬儀

 高齢化、家族の縮小、家族関係の希薄化などにより、葬送や供養の仕方も多様化し、葬儀も小規模化しています。コロナ禍以降はその傾向が顕著になってきました。 特に都市部では家族葬が主流となっています。亡くなる方の年齢も高齢化し […]

財産管理等委任契約と任意後見契約

 財産管理等委任契約は、依頼する人(委任者)と、依頼を受ける人(受任者)の契約によって、財産管理や身上監護に関する事項について、代理権を与えるものです。任意代理契約とも呼ばれ、民法上の委任契約の規定に基づきます。財産管理 […]

公正証書遺言の作り方

1 公正証書遺言とは  公正証書遺言とは、遺言者が公証人の面前で遺言の趣旨を述べて、公証人が作成する遺言です。公正証書遺言は、公証人が内容にまで関与して作成されるため、自筆証書遺言のように法的に無効になるリスクはまずあり […]

遺言書を作った方が良いケース  

遺産相続で争いにしたくない。  遺言書を作っておくことによって故人の意思が伝わります。財産の分配方法を生前に相続人に伝えていたとしても、言った言わないの水掛け論となり相続争いとなる可能性があります。 相続手続きにかかる時 […]

生命保険と相続

 被相続人が、生命保険の被保険者であった場合、加入の保険内容にしたがって、死亡保険金が支払われることとなります。死亡保険金は、保険契約締で設定した受取人が受け取ることとなりますが、生命保険と相続の関係について投稿します。 […]

宅地の評価

 相続(遺贈、贈与も含む)により取得した財産については、その財産の取得時における時価により評価することになっていますが、相続税の申告を行う際の財産の評価は、相続税法や国税庁の通達に従った評価額、相続税評価額をもとに行いま […]

高齢化社会の進展に合わせた相続法の改正

 近年相続にかかわる法改正が度々行われています。民法の相続について規定した部分を「相続法」と言います。相続法は、昭和55年(1980年)に改正されて以降、大きな改正は行われていませんでしたが、高齢化の進展など社会環境の変 […]

家族信託は節税対策になるのか? 

1 家族信託は節税対策になるか?  家族信託は、自分が持っている財産を、信頼できる家族に託して、自分の代わりに管理運用してもらう仕組み です。 家族信託には、財産を預ける立場の人(委託者)、財産を預かって管理運 […]