行政書士ブログ ふくい相続塾

福井で奮闘中の行政書士・社会福祉士です。相続、成年後見などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

著者:tomoji7711

遺産が自宅の自宅の土地建物しかない場合の遺産分割

 父が亡くなり、相続人は妻と長男、長女。父の相続財産は、自宅の土地建物しかなく、そこに妻と長男の家族が住んでいる。長女は嫁ぎ先の夫名義の家に住んでいるという場合の遺産分割の方法はどうすればいいでしょうか。 この場合、父が […]

借地権は相続や遺産分割の対象になるか

借地権の相続  借地権とは、「建物の所有を目的とする地上権又は土地の賃借権」(借地借家法2条1号)のことですが、借地権は借主の死亡によっても消滅するのではなく、一種の財産権として相続の対象となり、相続人は借地人としての地 […]

事実上の相続放棄とは

 相続財産のうちプラスの財産よりマイナスの財産の方が多いという場合、相続開始のあったことを知った時から3か月以内に家庭裁判所に申述することで、相続放棄をすることができます。 相続放棄を行うと、はじめから相続人ではなかった […]

私道の用に供されている宅地の評価

私道とは  私道とは、国や都道府県、市町村などが管理する公道ではない道路のことをいいます。私道は、公道から個人宅への通路として造られたものや、複数の住民が利用する住宅地の生活道路などがあります。 私道が造られる理由には、 […]

代理権の範囲および消滅事由について

 成年後見制度は、判断能力が不十分な人の判断能力を補い、その人がその人らしく生活していくための支援をする制度です。成年後見人は、財産管理と身上監護に関する法律行為を与えられた代理権と同意権・取消権に基づいて行います。今回 […]

相続人の中に行方不明の方がいる場合

 法定相続人の中に行方不明の方がいらっしゃる場合、その方を除外したままで遺産分割協議はできません。遺産分割協議や相続手続きを進めるためには、相続人間で書類のやり取りをする必要がありますので、住所がわかっていないと進めるこ […]

配偶者居住権の評価方法

 配偶者居住権は、夫婦の一方が亡くなった場合に、残された配偶者が亡くなった人が所有していた自宅に終身住みつつづけられる権利です。配偶者が遺産分割において配偶者居住権を取得する場合には、他の遺産と同様、その財産的価値を評価 […]

令和6年3月から始まる戸籍の広域交付

 相続手続きにおいては、被相続人の出生から死亡までの全ての戸籍謄本と相続人全員の戸籍謄本を取得する必要があります。不動産の名義変更(相続登記)、金融機関での預貯金の解約手続きなどで、相続人を確定するために提出を求められま […]

お墓の種類

 近年、核家族化、少子高齢化が進む中、先祖代々の家墓を守っていくということが困難になってきました。 子どもは都会に住んでいて、自分たちが亡くなったあと、先祖の墓を墓守する者がいなくなる。自分の子や孫たちの代になると遠い地 […]