行政書士ブログ ふくい相続塾

福井で奮闘中の行政書士・社会福祉士です。相続、成年後見などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

著者:tomoji7711

増える改葬

   超高齢社会となり日本では年間140万人もの人が亡くなる時代となっていて、多死社会とも言われています。2025年には団塊の世代が75歳以上となり、2040年まで死亡者は増え続けていく見込です。 一方、葬送や供養に対す […]

配偶者居住権

1 配偶者居住権とは  配偶者居住権とは、残された配偶者が被相続人の所有する建物に居住していた場合、被相続人の死亡後も、配偶者が、賃料の負担なくその建物に住み続けることができる権利です。 配偶者居住権は、平成30年の相続 […]

生前贈与にかかる贈与税

(1)贈与税とは  相続税は亡くなられた方から財産を引き継いだ時に課税され、贈与税はご健在の方から財産を譲り受けた時に課税されます。贈与税は、個人から贈与により財産を取得した場合に、取得した方に課される税です。贈与税は、 […]

相続人の確定に必要な戸籍

 相続の手続きでは、死亡した人の相続人を確定するに、被相続人の出生から死亡までの戸籍を取得し、確認する必要があります。戸籍は、結婚や他の市町村への転籍、法改正による戸籍改製などにより何回か作り直されます。通常出生から死亡 […]

相続税の仕組みと計算方法

 相続税は、相続により財産を取得した場合に、その取得した財産に課される税です。財産の価額が高くなるほど税率が上がる累進税率を適用することで、資産の再分配を図るというのが目的とされています。財務省の発表した数値によると、令 […]

各種財産の名義変更手続き

 遺産分割協議を行い、協議書まで作成すれば各種財産の名義変更、解約手続きが可能になります。主な財産の手続きは下記のとおりです。 (1)預貯金  預貯金を相続したら、金融機関へ払い戻しの手続きを行います。本人確認書類や通帳 […]

相続分の最低保証割合 遺留分

1 遺留分とは  被相続人は、死後においても自己の財産を事由に処分する権利かおり、民法ではこのような意思を尊重する制度として遺言による遺贈や相続分の指定を認めています。 しかし、遺族の生活保障も十分に考慮されたものでなけ […]

遺産分割の手続きと方法

 相続財産の継承方法には、法定相続と遺言相続、分割協議があります。分割手続きには、指定分割、協議分割、調停(審判)分割があり、具体的な分割方法には、現物分割、換価分割、代償分割、共有分割があります。 (1)相続の方法   […]

相続の承認と放棄

 相続の開始により相続人は被相続人に属する一切の権利義務を承継することになりますが、資産よりも債務が多いような場合には相続人にとって酷となるときもあるるため、民法は相続人に対して相続財産を承継するかどうかについて選択する […]

相続を争続にしないための遺言

(1)相続トラブルを避けるために  遺言は人の最終の意思表示として、その死後に法的な効力を生じさせる制度です。そのため、民法には遺言でき る事項や遺言の種類、形式について定められています。主に活用されるのは、自筆証書遺言 […]