行政書士ブログ ふくい相続塾

福井で奮闘中の行政書士・社会福祉士です。相続、成年後見などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

「相続」の記事一覧

私道の用に供されている宅地の評価

私道とは  私道とは、国や都道府県、市町村などが管理する公道ではない道路のことをいいます。私道は、公道から個人宅への通路として造られたものや、複数の住民が利用する住宅地の生活道路などがあります。 私道が造られる理由には、 […]

相続人の中に行方不明の方がいる場合

 法定相続人の中に行方不明の方がいらっしゃる場合、その方を除外したままで遺産分割協議はできません。遺産分割協議や相続手続きを進めるためには、相続人間で書類のやり取りをする必要がありますので、住所がわかっていないと進めるこ […]

配偶者居住権の評価方法

 配偶者が遺産分割において配偶者居住権を取得する場合には、他の遺産と同様、その財産的価値を評価することが必要になります。配偶者居住権の評価額は、居住建物の相続税評価額を基礎として、配偶者居住権の存続期間や居住建物の経過年 […]

令和6年3月から始まる戸籍の広域交付

 相続手続きにおいては、被相続人の出生から死亡までの全ての戸籍謄本と相続人全員の戸籍謄本を取得する必要があります。不動産の名義変更(相続登記)、金融機関での預貯金の解約手続きなどで、相続人を確定するために提出を求められま […]

生命保険と相続

 被相続人が、生命保険の被保険者であった場合、加入の保険内容にしたがって、死亡保険金が支払われることとなります。死亡保険金は、保険契約締で設定した受取人が受け取ることとなりますが、生命保険と相続の関係について投稿します。 […]

宅地の評価

 相続(遺贈、贈与も含む)により取得した財産については、その財産の取得時における時価により評価することになっていますが、相続税の申告を行う際の財産の評価は、相続税法や国税庁の通達に従った評価額、相続税評価額をもとに行いま […]

高齢化社会の進展に合わせた相続法の改正

 近年相続にかかわる法改正が度々行われています。民法の相続について規定した部分を「相続法」と言います。相続法は、昭和55年(1980年)に改正されて以降、大きな改正は行われていませんでしたが、高齢化の進展など社会環境の変 […]

親が養子縁組すると子の氏は

 相談会に出ているといろいろと勉強させられることがあります。先日相談会で改姓についての相談がありました。結婚した娘夫婦と同居しているが、娘夫婦に実家の姓を継がせたいがどうすれば良いかとのご相談。婚姻中の夫婦が妻の旧姓に苗 […]