行政書士ブログ ふくい相続塾

福井で奮闘中の行政書士・社会福祉士です。相続、成年後見などでお悩みの方はお気軽にご相談ください。

相続した土地の売却に必要な測量

 土地を売買する場合においては、売主は買主に対して土地の境界を明示することが義務付けられています。これを「境界明示義務」といいます。境界線があいまいだと買主と隣地の所有者でトラブルが発生する可能性がるからです。  土地の […]

認知症になると預金が凍結されるか

 認知症になるまえの財産管理対策について説明したサイトを見ると、認知症になると預金が凍結されるというようなことが書かれてれていることがありますが、実際はどうなのでしょうか。 認知症が進行すると、自分で金銭管理をすることが […]

親なき後の問題への対応策

 障がいを持つ子供を抱える家庭にとって、その子の面倒を全面的にみている両親が将来その子を支えられなくなったら、その子の財産管理や身上監護を誰がどのように担ってくれるのだろうかということは切実な問題です。「親なきあと問題」 […]

所有者不明土地問題に対応する法改正

 近年、所有者不明土地の増加が、社会問題となっています。所有者不明土地とは、所有者がわからなくなってしまった土地や所有者と連絡が取れなくなってしまった土地のことを指します。所有者不明土地が社会問題となっている理由は、土地 […]

遺言書の訂正のルール

自筆証書遺言書の加除訂正は可能ですが、訂正方法には決まりがあります。 民法968条2項で自筆証書遺言の訂正方法が定められています。遺言者が、その場所を指示し、これを変更した旨を付記して特にこれに署名し、かつ、その変更の場 […]

相続させる旨の遺言と登記

1 相続させる旨の遺言とその効力  遺言で特定の財産を誰かに譲る場合、その誰かが相続人の場合は「相続させる」と記載し、相続人以外の場合であれば「遺贈する」と記載します。 例えば、遺言者Aが甲土地を相続人の一人Bに継承させ […]

不要な土地を手放せる? 相続土地国庫帰属制度

   土地を相続したものの、「遠くに住んでいて利用する予定がない」「負動産を子どもに残したくない」「きちんと管理するのは負担が大きい…」。そのような理由で相続した土地を手放したいとき、相続した土地を国が引き取ってくれる「 […]

遺言はいつでも撤回できる

 遺言は人の最終の意思表示で、その人の死後に効力を生じさせる制度であり、私的自治の原則を人の死後にまで拡大するものです。 「遺言事由の原則」により、遺言を「する、しない」、「変更する・撤回する・しない」事由が法律により保 […]

不動産登記事項証明書の見方

1 登記事項証明書とは  「登記事項証明書」とは、法務局(登記所)が発行する証明書のことを言います。昔は「登記簿謄本」と呼んでいたのですが、登記事務がコンピュータ化されてからは、「登記事項証明書」と呼ばれています。 不動 […]

成年後見人と死後事務

1 被後見人死亡後の事務  成年被後見人等(成年後見人、保佐人及び補助人)が亡くなった場合、成年後見人等の職務は終了します。死亡後の事務として、家裁への報告、管理の計算、相続人への財産の引継ぎが主な事務となります。 本人 […]